軽井沢にオープンしたヒルトングループのひとつである
「KYUKARUIZAWA KIKYO Curio Collection by Hilton」
に宿泊してきました。
実際に現地で経験してきたことなどをまとめてありますのでご興味のある方はご覧いただければと思います。
目次
概要
まずはホテルの概要についてです。
旧軽井沢KIKYOキュリオ・コレクションbyヒルトンとは?
東急不動産が昨年 3 月に取得した長野県北佐久郡軽井沢町にある「旧軽井沢ホテル」を「KYUKARUIZAWA KIKYO, Curio Collection by Hilton」としてリブランディングしたもので、Curio Collectionブランドとしては日本初進出となります。
キュリオ・コレクション(Curio Collection)とは?
ヒルトン系列のブランドのひとつです。
キュリオブランドを立ち上げた際のニュースには以下のように記載されていました。(一部抜粋)
その土地特有の発見や、本物の体験を求めるお客様のために作られたキュリオは、ヒルトン・ワールドワイドがお客様のために吟味し、セレクトした独特の4つ星、5つ星のグローバルなホテル・コレクションです。「キュリオ」という言葉が意味するとおり、興味深く、ユニークで、他に類を見ないホテルには、ひとつとして同じものはありません。一つ一つのホテルは共通の特徴として個性を保持しながら、お客様にヒルトン・ブランドという安心を提供しています。
旧軽井沢KIKYOも日本国内のほかのヒルトンとはまったく違う雰囲気なんでしょうね。
コンセプトは?
コンセプトは以下のとおりです(公式より引用)
Timeless – ゲストが自分自身を取り戻す価値ある時空間
いつでも帰ることのできる自宅のような場所にしたい―。という想いを込めて、
「帰郷」というワードを想起させ、自分のふるさとへ帰る気楽さと、わくわく感を
ゲストに意識して頂けるよう、KIKYOと表現しました。
日本人の多くがKIKYOの音から想像する「桔梗」は、火山灰地でもともと草木
が育ちにくい軽井沢において、軽井沢で過ごす人々の心に潤いを与えてきました。
桔梗の花言葉は「endless love(永遠の愛)」「honesty(正直、誠実)」
「the return of a friend is desired(友の帰りを願う)」であり、当ホテルの
コンセプトであるTimelessや、サービスの基本である「正直・誠実」、「帰りを願う」を
連想させる記号性を持っています。
場所は?
住所は〒389-0102 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢491-5外となっています。
周辺地図は以下を参照ください。
JR軽井沢駅から徒歩15分、車で5分のところにあります。
「軽井沢駅からはご連絡を頂戴できるとお迎えに上がります」とのことで、お迎え専用のおしゃれな黒塗りのワゴン車がおいてありました。
駐車場は無料です。
客室数は?
客室については以下のとおりです(公式発表より引用)
客室タイプ | 広さ | 定員 | 部屋数 | ベッドタイプ |
スーペリアルーム | 36m2 | 1~2 | 4 | ツイン |
デラックスルーム | 49m2 | 1~2 | 16 | ツイン |
コートヤードデラックス | 49m2 | 1~2 | 10 | ツイン |
プレミアムルーム | 56m2 | 1~2 | 11 | ツイン |
プレミアム和洋室 | 56m2 | 1~4 | 3 | ツイン |
プレミアムスイート | 56m2 | 1~4 | 6 | ツイン |
今回は、スーペリアルームで予約していたのですが、アップグレードにより「コートヤードデラックス」のお部屋に泊まることができました。
チェックインチェックアウトは?
チェックイン:15:00~29:00
チェックアウト:12:00
ヒルトンオナーズの会員ランクによっては、アーリーチェックインやレイトチェックアウトが可能です。
子供料金は?
部屋内においてあった約款には「5歳以上」は大人料金と書いてありました。
付帯施設は?
付帯している施設は以下のとおりです。
スパ(大浴場)
大浴場が2つあります。6:00~10:00、15:00~24:00の間でやっています。
大浴場内にはサウナもあり15:00~24:00の間で利用できます。
なお、大浴場は1日おきに男女入れ替え制となっています。
フィットネスジム
テクノジムの4種類のマシンが置いてあります。24時間やっています。
あまり大きくないジムです。
見てのとおり、誰もいませんでした。
ウェアのレンタル等はなさそうなので、持参したほうが良いと思います。
ジムの近くにスパがあるので、スパの脱衣所で着替えをするのが良いと思います。(脱衣所のロッカーには鍵がついてありました)
なでしこスパ
エステ(有料)を利用できます。営業時間は13:00~22:00です。
ヒルトンオナーズラウンジ
ヒルトンオナーズに登録しているお客であれば利用できるラウンジです。
アルコールを含む一部メニューを無料でいただけます。
当日にヒルトンオナーズに登録すれば利用ができます。
スタッフに確認したところ、会員ランクによる差は今のところないとのことです。
実質泊まれば誰でも入れる感じですね。
ラウンジでの様子については別途まとめます。
レストラン
「Sonorite」というフレンチレストランがあります。
以下は楽天トラベルからの引用です。
TimelessとCuriousを満たす食の提供
共鳴を意味するSonorité。
KYUKARUIZAWA KIKYOのメインレストランは共鳴をテーマに、お客様へTimeless(くつろぎ)とCurious(好奇心)の時間を提供します。素材は地元信州の、季節の名産品を用いながら、単なる郷土料理にはとどまらない、信州以外の特産品も組み合わせることで、違う産地の素材同士が、その魅力を引き立てあう共鳴を演出します。
素材の共鳴を高めるために、調理方法にもシェフの経験とアイデアが活かされます。ある食材は、地元に伝わるトラディショナルな和の調理法で仕上げたかと思えば、別の食材は斬新な調理法が用いられ、当地の文化的なバックグラウンドを考慮したアプローチにも果敢に挑戦します。
シェフもスタッフも多くのご提案の引き出しを用意しまして、お客様のわがままにお応えします。 私たちのサービスとお客様のご満足がSonorité(共鳴)する瞬間が訪れますように。
信州の素材をベースに全国各地の特産品を組み合わせてオリジナルの料理を作り上げるという感じでしょうか。
とてもおいしそうです。
メニューは以下のとおりです。
朝食:洋食ブッフェ 3500円(サービス料10%、税別)
夕食:コース料理 14000円(サービス料、税別)
夕食のコース料理は1種類だけで、メニューは行ってからのお楽しみらしいです。
14000円・・・
結構なお値段ですね。
ドリンクとかつけるともっとかかりますよね。
さすが高級ホテルの高級レストランという感じです。
一度は食べてみたいです。
(どこかのサイトで、昼食が4500円、夕食は「要予約」という情報を見たはずなのですが、どこで見たのかちょっと分からなくなりました・・・)
営業時間は
朝食:7:00~10:00
昼食:11:30~13:30
夕食:17:30~20:30
となっていました。
その他
バンケットホールやチャペルがあります。
オナーズ会員特典は??
ホテル独自の特典としては、ダイヤモンド会員についてですが以下のとおりとなっていました。
上の写真にもあるように、基本的なところは他のヒルトンでのダイヤモンド特典と同じです。
「KIKYOラウンジ一部メニュー無料」というのは、ダイヤモンドに限らずヒルトンオナーズ会員であれば誰でも同じ特典を受けられます。
ホテルでの様子
下の写真はホテルエントランスです。
この入り口前に車を止めると、スタッフの方がやってきて荷物を持って行ってくれたり、車を移動してくれます。
入り口から入って右側には受付があります。
ただ実際は、入ってすぐに左側にあるソファスペースに通されて、そこで受付をしました。
待っている間には、ウェルカムシャンパンと簡単なお菓子をいただくことができました。
ポメリーのスプリングタイムという春限定のシャンパンと、軽井沢きなりというおみせのクルミをはじめとするお菓子をいただきました。
ウェルカムシャンパンをいただけるというサービスはとてもうれしいですね。
運転で疲れたからだを癒してくれました(^^
入り口から入って左手奥には、レストランSONORITEがあります。
ちょっとぴんぼけですが奥がレストラン、手前がバースペースになっています。
こちらがラウンジスペース。この左手がバーカウンターになっており、その奥にレストランと続いています。
ヒルトンオナーズ会員はこちらのスペースで無料のドリンクをいただくことが可能です。
部屋の様子
今回のお部屋はアップグレードにより「コートヤードデラックス」というお部屋になりました。
ソファやテーブル、天蓋(?)つきのベッドです。
ソファの向かいにはテレビが置いてあります。
以下は、窓側からの写真です。
ベッドの脇にクローゼットやデスクがありました。
真ん中の扉はトイレやバスルーム、洗面台に続いています。
その右にはコーヒーなどがおいてありました。
クローゼットの中は下のような感じです。
上にかかっているのは私物のパーカーです(^^;
スリッパが写真にある部屋用の2種類と、写真には写っていませんが、スパへ行く用の黒いスリッパがありました。
飲み物等は以下のようになってました。
ネスプレッソのマシンとお水2本、紅茶など。
通常のヒルトンのエグゼクティブルームのような感じですね。
軽井沢きなりのドライフルーツもおいてありました。
冷蔵庫にはご当地ビールがありました。
こちらのビールは自由に飲んでよいとのことでした。
冷蔵庫の横にある扉を開けるとウイスキーのミニボトルが入ってました。
こちらも自由に飲んでよいとのことです。
別料金のミニバーがなく、自由に飲んでよいお酒がおいてあるのはありがたいですね。
洗面スペースは以下のような感じです。
洗面台の右側にコップやドライヤーなどがおいてありました。
その奥にトイレがあります。
洗面台の左側にはお風呂があります。
このホテルは大浴場があるので今回は部屋のお風呂は使用しませんでした。
洗面台にあったアメニティー類は以下のような感じです。
メゾンマルジェラというブランドのものが並んでいました。
Tea Escapeとも書いてありました。
あまりブランド物には詳しくないのでどの程度のものなのかはよく分かりませんが、写真右手前にある袋に入った石鹸の香り(greenteaと書いてあったので緑茶でしょうか?)はすごく良かったです。
左のパズルみたいになっているのは、歯ブラシやクシが入っている箱です。組み合わせた時にロゴになるように箱一つ一つにデザインを施しているところにこだわりを感じました。
「コートヤード」と名前がつく部屋だけあって、部屋にあるテラスからは中庭が望めます。
写真左手に見えるのが、バンケットルームです。こちらが披露宴会場等で使用されるものと思われます。写真右手に見えるのが、チャペルです。
部屋のテラスからはチャペルも見ることができます。タイミング次第では結婚式の様子等も見られるかもしれませんね。
とりあえず今日はこの辺で。
次回は、ラウンジの様子や朝食の様子をお伝えします。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました♪
追記:後編を書きました。