1日遅れですいません。
23年前の1月17日は阪神淡路大震災があった日です。
そのころの私は何をしていたのか、ちょっと思い出しがてら、簡単につづっていきたいと思います。
当日の状況
23年前、私は関西のとある市に住む受験生でした。
かといって、勉強するわけでもなくただグースカ寝てた私は、5時46分の地震で飛び起きました。
何が起こったのかわからず、激しい揺れでたつこともままならない中、羽毛布団をかぶり、のそのそとリビングまで出て行きました。
家族もみんなリビングに出てきて、無事であることは確認できたのですが、揺れが続いていたので、とりあえずあたふたするしかできなかったのを覚えています。
マンションの下のほうの階に住んでいたのと、山に近い側にマンションが立っていたためか、幸いなことに棚が倒れる等の被害はありませんでした。
あとから聞いた話、同じマンションでも高層階に住んでいた友人の家は、家の中はめちゃくちゃだったようです。
地震の影響で、ライフラインはストップし、電気やガス、水道は軒並み止まりました。
水がでないので、近所の小学校まで水を汲みに何往復かして、へとへとになりました。
エレベータも止まっているので、高層階の人たちはさらに苦労していたと思います。
食糧を買いに近所のスーパーに行ったのですが、電気が無いので真っ暗な中をたくさんの人が行列を作ってました。
私が行った時には、すでに大半の食料がなくとぼとぼ帰ったことを覚えています。
当日は結局電気は戻らず、地元の状況以外はまったく分かりませんでした。
翌日以降
電気が戻り、地震の被害状況がテレビを通して分かるようになりました。
阪神高速が倒れていたり、高層ビルが倒れていたり、火事で街が燃えていたり、などなど、ショッキングな映像を見てかなりの衝撃を受けました。
地震のせいで、学校の窓ガラスの大半が割れたとの事で、1週間休みになりました。
幸いなことに、私の通っていた学校では、亡くなった方はいなかったのがよかったです。
2月に行われる受験は、地震の影響で本来の受験日より1週間延期されました。
受験会場の学校に行くのに、バスや電車を乗り継いで行くのですが、その間、生の被害状況を実際に見て、テレビで見る以上の衝撃を受けました。
家が傾いていたり、神社が完全につぶれてしまっていたり、ブルーシートであちらこちらが覆われていたりなどなど。
今でもその当時の様子が鮮明に記憶に残っています。
そこに住んでいた方々は地震にあってどうなったのかは分かりません・・・
しばらくたって
しばらくたつと、仮設住宅が立ち並び始めました。
たくさんの人が仮設住宅を出入りしていたのは覚えています。
いまでこそ公園になったりしていますが、実家に帰ってその公園の前を通るたびに、仮設住宅があったことを思い出し、そして地震があったことを思い出します。
7年前、東日本大震災を経験しました。
職場での被災で、歩いて家まで帰ったということもあって、比較的記憶に残っています。
でも、それ以上に23年前の阪神淡路大震災のことのほうが記憶に残っているような気がします。
今後、一生忘れることはないでしょう。
さいごに
阪神大震災から23年も経過したんですね。
つい昨日の事のようです。
なお、2つの大きな震災を経験していることもあって、比較的多めに防災グッズを家に準備してあります。
近々、大きな地震があるかもしれないともいわれていますので、しっかり準備しておきましょうね。
今日も、最後までお読みいただきありがとうございました。